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事務所より

書くだけが仕事ではありません

 近頃、気になる事は、どうしても書くだけが仕事だという偏見が持たれているように感じます。我々の仕事は、書くだけが仕事ではなく、法律上、実体上、そして手続要件を満たすのかどうかを精査しています。
 信頼関係を構築するために、こちらも様々な角度から検討しています。
 助言をしても「関係ない」と発言される方が時々見受けられますが、自身で判断することができるのであれば、こちらとしては注意喚起を促すだけで、あとは自らの責任で行動してくださいとしか言いようがありません。
 以上を理解された上で、士業を活用される事を切に願います。

寺泊の浜辺でした

上記記事は、旧ブログ「時報」より、2022年5月20日に、本ブログに、移植しました。

回想

当時のことを思い出そうとしているのですが、いくつか同じ様なことがあったので、厳密にいうと、どれがどの事案だったのか、移植時の段階では、思い出せずにいます😅

ただ代書屋呼ばりされると、どうしたものかと思うことはあります。それほどまでに、単に書類が欲しいだけなら、本屋に駆け込めば良いのではないかとふと思うこともあります。単に知りたいことだけを探すだけなら、今の時代、それほど難しいことはありません。耳障りの良いことだけを調べたければ、今は調べられる時代です。

もっとも、その知りたいことを知った後の行動による効果が、どうなるのか、こちらも助言するわけですが、紛争性を帯びる様な事案になるだろうと、こちらが注意喚起を促すと 過度に反発され、怒り出す方もいらっしゃるのも事実です。

もっとも、士業の先生も人間ですので、合う合わないはあると思います。初回の相談の30分で、その見極めは、お互いにできると思います。こちらとしてもご期待に添うことができないことが明らかであれば、お断りするほかありません。そのことは報酬面も含めてです。

受験当時は、依頼に応じる義務という司法書士法の規定をしっかり認識させる様に出題もされますが、依頼内容もそうですが、報酬基準が撤廃された以上、無償や不当に安価に要請されたとしてもで依頼に応じる義務がないだろうと考えます

士業という職種は、ある程度の公益性を帯びている様にも思われますが、社会に多く存在しているあくまでも一つの事業です。感情を持った人間が事業に取り組んでいることは、普通の事業者と何も変わりません。よくよくご理解いただきたいと思います。

普段の業務の紹介は、事務所公式Webで紹介しております。よろしければ、ご覧になってみてください。

司法書士 大山 真 事務所
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