先日、同業者と電話会談をした際に、不動産の処分、生前贈与のことが話題に上がりました。
郊外の不動産売却等の処分に時間がかかる
近頃は、売却しようにも随分時間がかかり、全く売れない事象も郊外では少なくないようです。
市街地に住んでいて、郊外に幾つかの不動産を所有していらっしゃった方が、毎年定期的にその不動産を訪れ管理されてたそうですが、高齢のため難しくなったため、思い切って不動産を処分することにしたそうです。
売れないなら貰ってもらうこと(贈与)も考える
その際の契約は、なんと「贈与(契約)」だったそうです。
修繕や固定資産税の負担をよく考える
よく話を聞くと、親戚に車を出してもらい 半日移動に費やし、修繕して戻るを、各不動産にしていたそうです。
高齢になり、管理の負担が過多になり、売却を進めようとしても、郊外で買い手もなかなかつかず、いっそのこと、近隣の方に「贈与」で手放されたそうです。
確かに売却まで漕ぎ着けるには、物件によっては相応の時間を要することもあります。価格設定によって、引き合いもない事案も多いのかもしれません。
売却に至るまでの期間、税金、修繕等の維持費の負担する期間
いっそのこと贈与してしまった方が話も早くまとまり、毎年の費用負担、固定資産税等の納税義務から早く解放されることが大きなメリットとなるようです。
貰い受ける側の負担も考慮
もっとも貰い受ける側は、贈与税のことを意識する必要があります。
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